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食育とは、国民一人一人が、生涯の健全な食生活の実現や食文化の継承、健康の確保等が図れるように、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。
食育は、食の教育全てを指す言葉として使われています。
当然ながら、人によって、食への思い入れは違っています。
何を問題として食育に取り組むかは、取り組む人の問題意識によって違ってきます。
先ほど述べたようにひとによって取り組むテーマの違う食育ですが、ここでは是非取り組んでいただきたい分野について紹介します。
これこそがまさに本質といえる、食の安全、安心についてです。
農産物・食品の加工・流通・小売りを学び、自分の食べているものが、いつ、誰の手によって作られたかを学び、自分の食べているものに関心をもっと持ってください。
そうすると驚くほど、わが国の生産自給率の低さに気づくでしょう。
わが国では、世界中から安い食品の輸入を増加させてきて、いろいろな食品の供給が輸入品に依存しているものも多くなり、何かの事情で輸入できなくなったりすると、大きな社会問題になることが多く見られるようになりました。
狭いわが国の農地事情などから、増えていく食料の需要に、安い輸入品で供給することが増えてきたのですが、どの国でも、主要な食料は自国でまかなう努力をしています。
農産物は科学がこのように発達しても、自然に左右され、大きく収量が変化することは避けることが出来ません。
また、現在も世界中で数多くの人々が食料不足にあえいでいる事実があります。
わが国が、将来にわたって食料の安定供給を確保していくためには、食料自給率を少しでも高めていくことを目標するとともに、私達も努力して食べ残しなどでも捨てられてしまっている食料をもっと大事にしていきたいものです。